来院される前に(猫編)

 壱岐島内全域で猫パルボウイルス感染症が散発的に発生しています。予防注射をしていない猫をいきなり待合室に連れて入らないでください。必ず電話で予約をしてから来院してください。
 動物病院を病気や怪我をしてから訪れる場所だと思っていませんか? 動物病院は病気や怪我のときだけでなく、普段から、ワクチン接種、健康診断(犬健康診断猫健康診断)やトリミング(ペット美容室)ペットホテルなどで慣らしておくことも重要です。いつも痛い思いをするところという印象を愛猫に与えないのも賢いキャットオーナーの飼育法です。

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関連情報

link 猫の病気のわずかな徴候を知ろう

来院する前に

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できるだけ電話で予約をおすすめします

 壱岐動物病院に電話当院は獣医師一人で診察しております。急な出張や会議などで不在にしなければならないこともあります。完全予約制ではありませんが、事前にご予約頂けるとお待たせする時間を短くしたり、指示(必要に応じて、食抜きや嘔吐の場合は吐物を下痢の場合は下痢便を持ってきてくださいなど)が出せたりします。また、伝染病の疑いがある場合は他の動物への感染防止のため、診察を最終に回したりすることがあります。いきなり来院されても対応できない場合もありますので、ご注意ください。
 その日の診察時間はパソコン、タブレット、スマホなどから壱岐動物病院のホームページにアクセスされますと最上部に自動で表示されます。ぜひスマホのホーム画面にご登録くださいなお、緊急を除き、ご予約頂いた動物の診察を優先致します。
 当院ではワンちゃんの苦手な猫ちゃんのためにキャット・アワーという猫ちゃん専用の診察時間を設けております。こちらは必ず事前にご予約ください。

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来院の目安は「症状から見た緊急度鑑別表」を参照してください。また、ご自宅などの掲示用にはこちらの症状から見た緊急度鑑別表PDF版を印刷してお使いください。


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ワクチンをしていないと診察してもらえませんか?
不正解 いいえ、そんなことはありません。時々そういう話を聞きますが、それは間違った噂です。たぶんペット美容室やペットホテルがワクチン未接種は一切受け入れないからだと思います。いかに世間の噂がいい加減か分かりますね。。。但し、ワクチン未接種で伝染病の可能性がある場合は他の動物との接触を避けるために時間を指定させて頂く場合がります。田舎は都会とは違い、ペットオーナーの意識がまだまだ低く、ワクチン未接種のワンちゃんや猫ちゃんが多いので非常に困ります。

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ケージ(キャリー・ケース)は準備しましたか?

常識ですが、来院する時には必ずケージ(キャリー・ケース)に入れてご来院ください。「うちの子に限っては大丈夫」なんて思っていると、駐車場で逃走したり、他の子と喧嘩したりと無用はトラブルが起こります。そうならないためにも。

ケージ(キャリー・バッグ)は病気や怪我をしてから準備するのでは遅すぎます。日頃から準備しておきましょう。あまりお勧ではありませんが、どうしてもキャリーバッグに入りたがらない場合や外部環境に敏感な猫の場合は洗濯ネット(洗濯用のものでOK)に入れて連れて来るといいでしょう。ネットに入れたまま診察を受けることも可能です。

以下にポイントをまとめています。参考にしてください。

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猫ちゃんの通院ストレスを軽減しよう!


ストレスを抑えるための薬剤

 移動や病院への来院にあまりにもストレスを感じる。恐怖から攻撃的になる猫ちゃんには事前にお薬を処方致しますので、ご相談ください。ご来院の1.5〜3時間程前に飲ませていただければリラックスできる可能性があります。(処方は当院にカルテのある猫ちゃんに限らせて頂きます)

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よく知っている人が一緒に来院してください!

診察では「いつから具合が悪いのか」「いつもとどんな風に様子が違うのか」「食欲や排せつはどうか」など大小様々なことをお聞きします。なるべく普段の様子を知っているご家族がご一緒にご来院下さい

食事の量や種類、食べた時間、いつ頃から体調に変化があったかなど、ほんの些細なことに治療のヒントが隠れていることがありますので、気づいたことをメモしておくようにして、それを見せて頂けると助かります。また、相談したい事柄も合わせて整理しておくと、獣医師やスタッフとの会話がスムーズにすすみます。

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以下のものをおもちであればご持参ください。

・混合ワクチン接種証明書
他院で接種している方はご持参ください。壱岐動物病院で接種されている方は当院で履歴をコンピュータ管理しておりますので、必要ありません。また、当院では2019年より電子混合ワクチン証明書を発行しております。マイページよりログインしてご確認ください。
・検査結果
他院で今までに受けた血液検査結果、尿検査結果、猫エイズ/猫白血病ウイルス検査結果などがあればご持参ください。血液検査やウイルス検査などをした場合、通常は結果や報告書をくれるはずです。壱岐動物病院で検査されている方は当院で履歴をコンピュータ管理しておりますので、持参される必要はありません。また、当院では2019年より電子猫ウイルス検査結果報告書を発行しております。マイページよりログインしてご確認ください。
・現在服用中のお薬
他院で処方されている薬やサプリメントなどがあればご持参ください。壱岐動物病院で処方されている方は当院で履歴をコンピュータ管理しておりますので、持参される必要ありません。
・その他
診察の手助けになりそうな他院での明細書などがあればご持参ください。壱岐動物病院を受診されている方は当院で履歴をコンピュータ管理しておりますので、持参される必要ありません。

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基本的なプロフィールを用意しておきましょう

大切な家族の一員の具合が悪くなった!そんな時に困らないように、普段から生年月日や食事内容などの基本情報。混合ワクチンやノミダニ予防などの予防注射履歴や猫エイズや猫白血病などの検査結果、飲んでいるお薬やサプリメント、普段の様子・癖などをメモしておきましょう。些細なことが診察に役立つことがあります。

※動物病院でもらう各種証明書や血液検査結果は必ず保管しておきましょう。良心的な動物病院では血液検査や尿検査などをしたら必ず検査結果をくれるはずです。これらはセカンド・オピニオンなどに役立ちます。

来院したら

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まずは、オーナーのみ受付してください!

もしも混合ワクチンを未摂取であれば、まずはじめにオーナーのみで受付にお越しください。受付を済ませたあとスタッフの指示に従い、猫ちゃんを連れて診察室にお入りください。それまで猫ちゃんは車などで待機してください。これはあなたの猫ちゃんが混合ワクチン未摂取であれば他の動物への感染源になったり、逆に他の動物から病気を感染させられることを防ぐために重要です。

すでに当院で混合ワクチン接種済みの猫ちゃんは来院されましたらどうぞ待合室でお待ち下さい他院接種の猫ちゃんは証明書が確認できるまで院外で待機してください

駐車場を含む院内・敷地内すべて禁煙(電子タバコ含む)です。

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動物医療保険をお持ちの方は診察前に保険証を提示してください!

ペット保険無料資料請求壱岐動物病院ではすべての動物医療保険がご利用いただけます。窓口精算が可能なのはアニコム損保、アイペットとなります。ペットも医療保険の時代です。ペット保険未加入の方はどなたでも下記から無料資料請求やオンライン見積もり、加入が可能です。ワンちゃんや猫ちゃんを飼育したら病気になる前にきちんと動物医療保険に加入しましょう。
※アニコム損保の動物医療保険に関する詳しい資料のご請求、お見積り、お申込みは下記バナーからどなたでも可能です。

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診察室では

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スタッフの指示があるまでケージから出さないでください。

当院には第1と第2診察室の2つがあります。通常猫ちゃんは第1診察室を使用しますが、検査内容などによっては第2診察室を用いますのでスタッフの指示に従い、お入りください。入室されましたら、スタッフの指示に従い猫ちゃんをケージから出して、診察台に乗せてください。いきなり出すと暴れたり、逃げてしまったりすることがありますので、指示に従ってください。

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何でも聞いてください!

病気や怪我、飼育やしつけのことだけでなく、ペットフードやトリミングなどをはじめ、医療用語が難しい、聞き取れなかった、前に聞いたが忘れてしまったなど、何でも気軽に質問してください但し、聴診器を使っている時にはできるだけ静かにしてください
獣医師に聞きづらいことはお気軽に愛玩動物看護師にご質問ください。

こんな変化はありませんか?

□体重が軽くなった。(▶体重減少
□体重が重くなった。
□熱っぽい。(▶発熱
□口臭が臭くなった。
歯肉炎
□歯の色が茶色になった。
□食欲が落ちた。(▶食欲不振)(猫は1日でも食べなければ異常があります)
□水を多く飲むようになった。(▶多飲多尿
□オシッコの量が多くなった。(▶多飲多尿
□ゼーゼーという咳が出る。(▶猫喘息
□興奮すると咳が出る。(▶発咳
□疲れやすくなった。
□歩くのが遅くなった。
□散歩の距離が短くなった。
□耳が汚れている。(▶外耳炎
□耳が赤い。(▶外耳炎
□耳が臭い。(▶外耳炎
□耳を痒がる。(▶外耳炎
□体にしこりがある。
□シヤンぷーしてもすぐにフケが出る。
□一部だけ脱毛している。
□皮膚に赤みがある。
□体を痒がる。
□睾丸の大きさが左右違う。
□おっぱいにしこりがある。(▶乳腺腫瘍
●ひとつでも当てはまるようであれば、早めに当院にご相談ください。

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参考文献・資料等
  1. 猫の通院トレーニング


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